Tips:バサルポイント
ヘビィボウガンの攻撃量(バサルポイント)

さて、今回は武器リファレンスのボウガン編で予告の「バサルポイント」に関する記事です(数字いっぱいです)。
ボウガンのチョイスにあたって、一体どれが強いのよ?とは、ボウガン初心者が誰しも思うことなのですが、結論から言えば一長一短となるので「これ」とは言いがたいわけです。

でもなぁ、ちょっとした指針くらいあってもいんじゃね?とも思う今日この頃でしたり。
そんなわけで、頻繁に用いる弾種について、一定時間にどれだけの攻撃ができるのかを見てみましょう、というのがこの「バサルポイント」なのですな。

ちゃんとクリティカルに詰めて立ち回る(立ち回りによるゆらぎを数字に出したい)
具体的には1分間にバサルに与えられる攻撃の総量を通常2と貫通1で計る、というものとなります。当然攻撃力や装填速度を上げるスキルはなし。貫通1を撃てないボウガンの際のみ貫通1追加スキル発動で。

バサルとはいえ、一応実戦下の数値ではあるので、下の式の各数値に立ち回りによるゆらぎ(回避.・リロード・ミスショット)が反映されるかなと。え?いいかげんなだけ?いや、その、ねぇ…。

まず1発のダメージは…
通常2 12(弾の威力)
 ×武器倍率(%:攻撃力/1.2)
 ×1.5(クリティカル補正)
 ×0.5 (腹50:肉質軽減)

貫通1 30(弾の威力、3ヒット)
 ×武器倍率(%:攻撃力/1.2)
 ×1.5(クリティカル補正)
 ×0.33(70-50-80の肉質軽減として)

モンスターレベルによる軽減はなし。ここから…

『BP(バサルポイント)=1発のダメージ×n×H』

と、こうしましょう。

装填数と、装填速度が、数字に出る
nは1分間に撃った弾数。一応後ろから腹、前から腹、のみを狙ってという条件での数値(貫通1は腹を通るラインで、ということ)。
Hは「へたっぴ係数」(泣)。最適な射撃のみを行った際にバサルが倒れるはずの弾数(理論値)を実際かかった弾数で割ったもの。アルバレスト改で算出。1が神ガンナーで、0に近づくにつれてへっぽこガンナーになる。当然試行する人の腕によって変動する値。ちなみにカエちんのへたっぴ係数は[通常2:42発(理論値)/50発=0.84][貫通1:28発(理論値)/32発=0.88](実際かかった弾数は5回試行したものの平均値)。これが高い数値なのか低い数値なのか…深くは考えまい。
貫通弾も丁寧に狙った際の立ち回りが数字に出るように
あーもー数式とか嫌ーという方もいるでしょうから、以上から今回3種のヘビィボウガンのBP値を出しました。
(射撃回数は5分分の射撃回数を1/5で)

アルバレスト改 倍率190%
   通常2(1発17) 貫通1(1発28)
通常2:286BP(平均20発/分)
貫通1:394BP(平均16発/分)

メテオバスター 倍率290%
   通常2(1発26) 貫通1(1発43)
通常2:437BP(平均20発/分)
貫通1:757BP(平均20発/分)

老山龍砲【皇】 倍率370%
   通常2(1発33) 貫通1(1発55)
通常2:610BP(平均22発/分)
貫通1:871BP(平均18発/分)

やはりメテバスは貫通がすごい
これで何が分かるのかというと、単純なカタログスペックの攻撃力ではなく、立ち回った際に出る実際的なスペックの比較ができます。武器倍率・BP値の対比をアルバ改を1として一覧にすると…

アルバ改 メテバス ラオ皇
倍率比 1.0 1.5 1.9
通常2 1.0 1.5 2.1
貫通1 1.0(1.4) 1.9(2.6) 2.2(3.0)
(カッコ内の数値は通常2に対しての比率)
脅威のラオ皇、バサル1分
5匹やるハメになるとは…

ラオ砲皇がいかにカタログスペックを超えて強いかが出てますな。また、メテバスは通常2の威力はカタログスペックと変わらない比率であるものの、貫通1を撃たせると一気に数値が跳ね上がっているのが分かると思います。

この作業で、より実際的なボウガンの強さが出るかしらねぇ。
上の数字を見るかぎりでは、攻撃力(倍率)で見るよりも実際の感覚を表してるといえそうですが。
さて、この作業は武器リファレンスに掲載予定の24丁分についてやるつもりですが、気長にお待ち下さい(検証次第順次リファレンスに反映)。