☆7 雷撃の二重奏(白)
へビィ:アルバレスト改
☆7 雷撃の二重奏(白)

アルバレスト改、というヘビィボウガンには何ともいえない魅力があります。多くのガンナーサイトで、アルバ改専門の記事カテゴリーがあったりするをご存知の方も多いかと。

まるでボウガンノータッチの方のために少々解説すると、アルバ改という武器は村クエのごく序盤で作成することのできるヘビィボウガンで、それにもかかわらずGクラス☆8も戦えるという使い勝手の良さが大きな魅力の逸品です。
攻撃力が低く、リロード性能も標準以下のこのヘビィが、なぜそのような使い勝手を実現しているのか?確かに使える弾種は豊富で、必殺の拡散2も扱うことができます。しかし、冷静にみれば、別段武器そのものの性能は高くはない。というか低い。もっと高性能なものがゴロゴロあるわけです。

この矛盾はガンナーの性質によって直結します。つまり、武器ではなく、戦略を工夫して、勝つ。ここに大きな喜びを見出すガンナー気質の、そのスタイルのまさに象徴となる1丁がこの、アルバ改なのですな。ガンナーにとっての「使い勝手」とは、武器の性能の高低ではなく、自身の戦略をいかにダイレクトに反映してくれるのか、という1点に収斂するのです。

アルバ改でどこまで行けるのか。この単純にして底なし沼的に奥の深い命題に取り憑かれて、ヘビィガンナーは日夜試行錯誤を繰り返すのです。

あれ?ということは、☆8にも挑めるアルバ改、という表現は誤りで、アルバ改で☆8に挑めるのがガンナーである、ということになるでしょうか。きびちいですねー。

さて、とはいったものの、カエちんの頭脳はあんまり難しい戦略が練れないので(ごめっ、中の人は、です)そういった孤高のガンナーたちの背中をみて「かっこいいなー」とマネっこをする程度なのですが、とにもかくにも双雷撃です。
ボウガンでダブルヘッダをやる場合、拡散2を50発調合撃ちで一方を沈め、もう一方と真っ当に戦う、という手段が常用されるのですが、今回はせっかくのチャレンジクエなので使用する弾は通常2のみで。

クエストの概要などはハンマー赤雷撃戦に同じ。合流を防ぐため、いかに洞窟外にフルフルを強制降下させて分断するかが成功のカギを握ります。
今回のアルバ改を用いたクエでは、攻撃力の圧倒的な低さからそれなりの長期戦が予想されるので、弾切れ、時間切れとの勝負です。
弾に関しては通常2限定なので、錬金調合でカラハリを増やしてまかないます。
時間切れに関しては腕次第、上記の強制降下作戦の精度次第、となります。
ていうか、予告編に書いちゃった通り、ぶっちゃけもう成功しちゃってるのですが。ただし、これが40分オーバーと納得のいかないものだったために、せめて40分切りたい、という感じの再戦なのです。
アルバレスト改
攻撃力:228
装填速度:やや遅い

たとえばGクラスボウガンのメテオバスターなら
攻撃力:348
装填速度:やや速い

☆7 雷撃の二重奏(白)

ヘビィ:アルバレスト改

で、どう工夫をするのかというと、アルバ改のウィークポイントである装填速度の改善。「やや遅い」がデフォルトなので、バトルS防具を着用で「装填速度+2」を発動させて挑みます。

頭:ブラックSピアス 胴:バトルSレジスト
腕:バトルSガード 腰:バトルSコート
脚:バトルSレギンス

防御力:78(護符つきで86)
スキル:装填速度+2、自動マーキング、防御−15

このバトルSとブラックピアスSは装填速度と自動マーキングが両方付くので、リロードの遅いヘビィソロにとっては福音となる組み合わせですな。防御−15?気にしなーい、気にしなーい。

持ち込みアイテムは…

カラの実×99
ハリの実×99
鉄鉱石×40
大地の結晶×40
調合書1
調合書2
調合書3
調合書4
調合書G
通常2×99
回復薬G×10
秘薬×2
こんがり肉G×5
ホットドリンク×3
閃光玉×5
角笛
力の護符
守りの護符
大タル爆弾G×2
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錬金調合でカラの実×鉄鉱石でカラの実×5、ハリの実×大地の結晶でハリの実×5になります。調合書Gとは別に調合書が4巻までいるのがきっついですな。タル爆はフルフルが休眠した際に叩き起こすため(休眠で回復した分を帳消しにする)。

スコープで追っかけて撃つ
射撃位置

クエはキャンプスタート。ダッシュダッシュで6番へ。
ハンマーの際に6番で上手いこと入れ替わりができそうだということになり、以後ここスタート固定。
そうそう、フルフルの区別は、この7番洞窟配置をフルA。マップ一番下の8番洞窟配置の方をフルBと書きます。

で、このフルAが洞窟から出てくるのを待って角笛で強制降下。戦闘開始。

最初にフルフル−ヘビィの立ち回りをまとめると、主なダメージソースはブレス時に頭への連撃。通常時3〜4発(怯めばさらに)、怒り時2〜3発撃ち込めます。
この際、他の飛竜戦では照準決定と同時にスコープ解除が常道ですが、フルフルではブレスの動きにあわせてスコープのまま追っかけ撃ちで連撃します。

射撃位置は写真の感じ。あまり横に行き過ぎると射線に翼がきてしまって、遮られます。実際の翼よりも一回り大きい当たり判定範囲があるので、注意。
この弱点の頭打ちは上記ブレス以外でも、噛み付きの際の首が戻るところに1〜2発、フルフルの振り向きにあわせて1発、と入れることができます。体内放電中に上手いこと前に入れれば撃ち放題ですな。

通常2のクリティカル限界距離よりかなり近間での戦闘となりますが、跳び掛かりが頭上を超える距離をキープしたいので、ということ。

その跳び掛かりには後ろから翼狙い。他の部分は弾耐性が高いので、打っても弾と時間の無駄です。
今回のような圧倒的な各下武器での戦闘は、無駄弾の量イコールクエ失敗となるので、頭・翼以外なら撃たない、くらいのつもりで。
後ろからは翼
ここから回避で大丈夫
攻撃面は以上の繰り返し。で、問題なのが咆哮です。
近接でもフルフルの咆哮からの致死コンボは脅威ですが、ガンナーは防御力が低いので、輪をかけて冷や汗が出ます。
しかし、実際まったく打つ手のないコンボというのは1、2パタンくらいしかなく、特に通常時は落ち着いて捌けばすべていなせます。
その打つ手なしのコンボとは、(怒り)咆哮→硬直中に噛み付き→立ち上がる前にブレス(×2)もしくは跳び掛かり、のパタンですな。要するに噛み付きがきた場合限定でヤバいのです。でも噛み付き後、さらに噛み付きとかの場合も多いので、この組み合わせが発生することは、ま、稀です。一応全力で無敵回避に賭けますが、実際にはどうしょもないですね。

さて、クエの方は、フルAが離脱で7番へ籠るのと同時に7番に来ていたフルBが出てくる、という待ってました展開。このフルBを撃ちまくり、これが7番へ籠るのを追っかけてこちらも7番洞窟へ(フルAは8番の方で遠いので)。

カッチイィィィ〜ン(怒!

で、なんですか?左の写真は。

うそーん。まさに上で書いた、「稀です」と書いたそのコンボで1死。NO!このサイト始めてから初死亡じゃーん。なんか久々に「カッチイィィィ〜ン(怒!」ときましたよ?初死亡、と書きましたが、実はマジそうなのです。撮影含めて死んだことなかったのに〜。

ちっくしょう、あったまきた。モウブッコロシテヤルブッコロシテヤルブッコロシテヤルブッコロシテヤルブッコロシテヤル…(コワイからやめれ。

怒り心頭のカエちん5番でフルAを捕捉。なんか怒るとリアル火事場力が発動するので、反応速度倍増の手数アップですよ?怒ってなくてもラオ戦の残り時間5分とかこうなりますな。

起きろ、ゴルァ
ぶら下がり撃ち
で、このフルAを常時怒りくらいまで追い込んで、離脱と同時に、こちらは11番洞窟で惰眠をむさぼるフルBへ復讐戦。この際フルAが6番へ向かうのをしっかり確認して、合流のないように。

さっきは素敵な電撃くれやがって、このヤロウとばかりに大タルG×2で叩き起こして戦闘開始。
タル爆でこけたところに真正面から撃ち込みまくって、ま、すっきりしましたよ。

この辺になるとフルフルは怒りから通常に戻ってもまた1撃で怒りだすので、常時怒りといって良い状態になります。
で、この際の注意点を2、3。
リロードですが、通常時普通にしていた各タイミングの中から噛み付きをはずします。怒り中の噛み付きは、次の攻撃への移行が早いので、スキルで装填速度を上げている状態でも装填終了前に次の噛み付き食らったりします。
また、近接でも再三書きましたが、洞窟内では跳び掛かりが壁で遮られて近間に落ちてくるので、こちらは極力壁際にはいかないように。

復讐するは我にアリ
あとはもう、ぶら下がろうがなんだろうが頭撃ちまくりで28分くらいでフルA撃沈。フクシュウスルハワレニアリ。

そうそう、弾調合のことをすっかり書き忘れてましたが、だいたいフルフルの離脱から移動時間を使用すれば問題ないかと。エリアチェンジを歩き調合で移動するのですな。もちろん戦闘中に弾がなくなってもフルフル横目に歩き調合で弾を補給します。
それと錬金調合について注意。カラの実×鉄鉱石の調合なので、弾調合にカラの実をすべて使ってしまってからでは意味ありません(ハリの実も同様)。特にハリの実は沼エリアでは現地入手できないので、余計注意です。
あったりまえじゃーんですか、そうですか。でもカエちん前にラオ戦でやっちったことが…ゲフンゲフン。

さて、あとはちょうど外の10番へやってきたフルAを降下させ、最終決戦。ここから11番に逃げ込まれるとフルBの死体が邪魔になって面倒なので(弾は死体にも当たる)、猛攻撃です。ていうか目標の40分切りいくにはここで倒すしかないし。

で、アルバ改壊れちゃうんじゃねーのという感じの鬼連射でフルA撃沈。時間38分。はー、ギリギリ目標切りましたなー。
今までこのサイトの記事で目標掲げるとろくなことがなかったので大成功です(あ、1死してた)。

さて、この双雷撃は、合流回避のパタンを詳述しはじめるとまだまだいろいろなケースがあるのですが、とりあえず今回はここまで。書き残した分は次回のライトで書くことになると思います(赤雷撃いくぜ!)。

しかし、アルバ改通常2のみ、いけましたね。もちろんネットなどではMHGの能力の落ちていないフルフル×2の双雷撃をアルバ改で、というのはたくさん報告されているので、そんなのできんに決まってんじゃーんな感じですけど。でも、やっぱりアルバ改でGクラスソロというのは「上級者」になった感じがしてうれしいものです。実は黒グラビモスとかガノトトスとかはエリア確保さえしっかりすれば結構簡単に達成できるので、ぜひチャレンジしてみてください。