☆8 噴煙まとう王者
ライト:ソウルスパルタカス
☆8 噴煙まとう王者

ここまで蒼レウス・銀レウスを延々やってきて、最後に赤レウスをやると、まぁ、やりやすいこと。

早くも「昔日のカエちん」のヘビィ初レウス戦で、カモ決定宣言なぞしておりましたが、今にいたるも感想の変わることもなし。ボウガンにとっては隙だらけのレウスなわけです。

こうなると記事にするのも大変でして、というか「昔日のカエちん」の蒼レウス編と同じ記事にしかならないですな。なので、今回の記事はクエストの流れは簡単にすませ、これまで詳しく書いてなかった通常弾と貫通弾の特性の違いの記述に当てましょう。

火山地帯がステージの「噴煙まとう王者」では、とにかく追いかけずに待ち構えることが重要です。戦闘エリアは3と7。追っかけて他のエリアでも戦闘した方が早いかもしれませんが、こちらのエリア進入と同時に飛び去られる鬼ごっこが延々と続く確率の方が高いので、精神衛生のためにも待ちの一手でいきましょう。
レウスの初期配置は7番で、6→2→3をタッチアンドゴーで飛び回るパタンと、それぞれのエリアに着地してしばらくウロウロしているパタンの2系統があります。
こちらは開始と同時に3番急行でお邪魔ブルを掃除したいわけですが、早くに3番へ回ってくるパタンだとブル全滅は難しいかもしれません。

戦闘開始後もレウスはエリアチェンジをたびたび起こします。大まかにはマップ上を7→6→2→3→7の順に反時計回りに移動しますが、稀に2→6とか、6→7とかの逆流もあります。もっとも、そのまま逆回転で飛び回りはしないので、いずれは反時計回り経路に戻ってきます。3番戦闘中にエリアチェンジされた際は、序盤であればそのまま3番待機。体力を半分以上削ったかも?という場合は7番での休眠が発生するので追っかけ、という感じになります。

この7番休眠は、ハンターの立ち入ることのできない溶岩流内の中州で行われるので厄介です。ガンナーならば撃てばいいので問題ないですが、近接武器の場合は支給品の投げナイフが届いていないと、現実的には打つ手がありません。稀にキングサイズのレウスなどの場合、ペイントボールを投げてあたることもありますが(これを狙う際はエリアの北側から狙うこと)。近接武器の場合は角笛などを使って、7番到着と同時に戦闘状態に持ち込む努力が必要です。ちなみに、音爆弾・閃光玉・こやし玉などは寝てしまったレウスには何の影響も及ぼしません。さらにちなみに、クック・ドスガレ・ガノトトと、音に弱い飛竜は音爆で起きます(起きるだけなので無意味ですが)。

☆8 噴煙まとう王者

ライト:ソウルスパルタカス

ライトボウガンのチョイスはソウルスパルタカス。スパルタカス系(レウス系)のライトボウガンはヴァルキリー系(レイア系)に対して攻撃面を強化し、バランス(装填速度・弾種)を下げて、という仕様になっています。特に攻撃面では、攻撃力もさることながら貫通弾の射出性能に優れ、ソウルスパルタカスで貫通全種を4連装、シルバースパルタカスに至っては6連装することができます。そこで、「普通」ランクの装填速度をスキルでアップしてやると、ヘビィ真っ青の攻性ボウガンになりますな。

防具は装填速度アップの定番…

頭:ブラックSピアス 胴:バトルSレジスト
腕:バトルSガード 腰:バトルSコート
脚:バトルSレギンス

防御力:83(護符つきで91)
スキル:装填速度+2、自動マーキング、防御-15

持ち込みアイテムは…

回復薬×10
薬草×10
秘薬×2
クーラードリンク×2
閃光玉×5
こんがり肉G×4
力の護符
守りの護符
通常弾2×99
通常弾3×99
貫通弾1×60
貫通弾2×60
落とし穴
大タル爆弾×2

回復Gは、いいや。弾も店売りだけですよ。

ブルの山
いきなり火だるまレウス
腹を撃つ

クエはキャンプスタート。ダッシュで3番ブル掃除。通常3でやりましたが、ボウガンでブル掃除をやる際には何発で動き(突進)が止まるのか分かってないと面倒です。最初の1匹で、きちんと把握しましょう。今回は2発で止まって、5発で乙、という感じ。
ブルの初期配置は3匹で、倒すと1匹づつ再出現します(都合6匹倒す)。再出現ポイントは左写真の位置なので、待ち構えて一掃します(写真は1匹倒れてるようですけど、3匹重なってます)。

今回レウスは遅めのご来訪のパタンなので、余裕を持って待ち構えられました。この火山レウスはエリチェン時の降下ポイント(決まっている)に上手いこと爆発する岩があり、ちょっち遊べます。
降下ポイントに落とし穴を仕掛け、大タル爆弾(×2、オニかよ)を設置。降下したレウスが穴に落ちたら大タル爆弾を撃って爆破→となりの爆発岩も誘爆→火だるまレウスってなスンポーです。

また、この落とし穴は未発覚時の長時間拘束モードなので、爆破後も弱点の腹に通常2をしこたま撃ち込めます。あ、赤レウスは腹が弾耐性20の最弱点なのですね(次点が頭、弾耐性30)。

腹狙いはちょっと難しい
怒り咆哮を怯みで潰すこともできる
戦闘開始、というよりいきなりレウス崖っぷちな感じですが、まずは通常2の運用から。
通常2は単発単ヒットで威力が高い弾です。装填数も多くのボウガンが6となっており、連射もしやすいですね。ただし貫通性などはまったくないので、撃ったらいちばん近くのヒットポイントにあたって終わりです。レウスの腹を撃ったつもりでも翼に遮られたら、翼へのヒットだけで終わるわけですな。

この特性から、通常2の使い所は、飛竜の弱点を確実に(できれば連続で)撃てる局面、といえます。たとえば閃光ピヨリ時のレウスが回転尻尾でぐるぐる回りだしたら、腹を狙って撃っても回ってきた翼や腿にあたってしまい、威力が発揮できない、ということになります。逆に先ほどの落とし穴状態ならずっと腹が露出していて遮るものもないので、通常2の威力がそのまま弱点に連続して叩き込まれることになります。

影の中心から外れて待機
また、垂直上昇攻撃から降下してくるレウスも、腹を狙いやすい体勢です。この際は頭の方向から仰角に狙います。後ろからだと尻尾に塞がれて、腹は狙えません。

左写真のように影の中心からやや外れて待機することによりレウスの攻撃方向(頭の方向)をコントロールする点は再三指摘しましたが、このあと、無駄なく距離を取り狙いを付け撃つ、という一連の動きがどれだけ素早く完了するかで撃ち込める回数が決まるので、練習が必要です。風圧外ギリギリの位置を即座にとれるように、ということですな。

写真のような墜落を多発させるためにも(これぞガンナーの腕の見せ所です)、頑張りましょう。

突進と並走する
尻尾の付け根辺りも腹
さらに、地上戦での立ち回り(要するに突進の連発)の際は、装填数の多さが有効性を発揮します。

赤レウスは蒼・銀に比べて突進が多いわけですが、この際ライトボウガンなら、突進と並走するように立ち回り、レウスがズッコケルのにあわせて即クリティカルから撃っていきます。後方から、尻尾の付け根辺りの腹判定の部分を狙っていきます。

リロードをすることになれば、突進1回をそれに当てることになり、チャンスがその分減ることになりますから、装填数の多い通常弾がこの際の攻撃に適しているわけです。レイア戦で通常弾が標準となる理由もこの辺の事情が大きいですね。

腹にあたっていれば

お次は貫通弾の運用局面を見てみましょう。
貫通弾はその名の通り、飛竜の体を貫きつつ、複数のヒットを生じる弾です。貫通1ならば3ヒット(1ヒットの威力は10)、貫通2ならば4ヒット(1ヒットの威力は9)します。ただし、ヒット間隔は一定なので、弱点部位に3ヒットしたりはしませんし、複数ヒット分のターゲットの厚みがなければ、1ヒットするだけで向こうへ抜けてしまいます。多くのボウガンでは3発くらいしか装填できませんが、今回ソウルスパルタカスなら4連装できますな。

この貫通弾の特性を利用する上で、もっとも多用されるのは、閃光玉でピヨらせて、位置の固定した飛竜に撃ちまくる手法です。通常2の際述べたように、位置は固定されるものの、回転尻尾などで体の方向は変化するので、通常2をピンポイントで運用するには難しい局面です。これがたとえば貫通1を用いればレウスが横向きになっていても腿→腹→腿と3ヒットして、弱点の腹を貫けます。横向きに限らず、射線に弱点がのってさえいれば良いわけですね。1ヒットの威力は通常2に劣りますが、残り2ヒットが(弱点にあたってなくても)加算され、通常2を上回る総ダメージが出せます。

多段エフェクト
ただし、闇雲に撃っては効果が出ません。3ヒットすべてが弾耐性の高い部位を通ってしまったり、体の「薄い」部分を撃って、1ヒットで抜けてしまったりしていては、いくら撃っても怯みもしない、ということにもなりかねません。貫通弾はヒット数分のエフェクトが出るので、まずは多段エフェクトがズバズバ出るように、しっかり位置取りをして狙いましょう。
この位置取りは貫通2において特に重要になります。もっともこの弾は本来ガノトトやグラビのような全長のある相手に使用する弾なので、その際詳述することになりますが。
後ろから狙う
あ、そうだ。垂直上昇時の貫通弾の運用ですが、これは通常弾とは逆に尻尾側から撃っていきます。頭側から腹を狙うと、腹→背中と抜けておしまいですが、尻尾側からなら、尻尾→腹→頭と狙えます。頭の弾耐性も腹に次いで低いので、1発当たりのダメージは通常2をはるかに超えます。装弾数の関係でどっちをとるかとなりますが。
あと、これは余談ですが、ランポスやランゴなどに貫通を撃って全然死なないので、貫通の1ヒット分は随分弱いな、と思う方もあるでしょうが。これは1ヒットの威力の問題というよりもクリティカル距離の問題です。
雑魚を撃つ状態というのは接射に近い場合が多いので、撃ってすぐからがクリティカルの通常弾と、しばらくしてからクリティカルになる貫通弾で、威力の差が感じられるのです。貫通1の1ヒットの威力は、通常3と同等ですからね。
すごい絵づら
めんどくさい奴め(怒
だいたいそんなとこですが、実際にはどの飛竜のどの攻防パタンの際にどちらの弾を使うのか、という定式の蓄積が必要となるでしょうな。て、いうかガンナーは常にそれを考えながら狩りをしてるわけです。まず飛竜の弱点部位を覚え、戦闘中にそこにダメージを加えるにはどーすりゃいーのかとうんうん唸るのがガンナーという職業です。

さて、レウスの方は写真のごとく墜落を繰り返しつつ、どっか飛んでったり戻ってきたりですが、15分過ぎに離脱したので終盤と判断し、カエちんも7番へ追撃。と、思いきやろくに戦闘もしないで3番へとって返す気まぐれレウス。もーなんなのよっとばかりにカエちんも3番へ引き返すとアオーアオーとのたくってます。
で、また7番へ(怒

はぁひぃ
ひたすら堕ちまくる
あとはもう適当に撃ってりゃ終わりますが、剥ぎ取りできないところで撃沈しないように注意。
中州なんかからブレス連発された日にゃ、写真のごとく走り回ってしのぐのみです。

垂直上昇時への攻撃も、墜落ポイント(もう墜落するものと思っている)が溶岩流の中でないようにしないと、文字通りの撃墜で討伐になった際に剥ぎ取れません。

むしろ火山レウスでは、閃光玉をここまで温存しておき、剥ぎ取り可能エリアでピヨらせ、一気に貫通で潰してしまうのが良いかと。
ま、今回閃光玉もったいなかったので迷いつつも逃げ回りながら普通に攻撃しましたが。

火口をバックに
といったとこでレウス撃沈。最後は8番出口方向におばかブレス撃ってたので後ろから貫通撃ち込んでトドメです。
通常2・貫通2を撃ちきりで通常3・貫通1はまだ余裕な感じ。というとこで弾調合はなし。☆8単体戦で調合いらな一つーのも、なんだかねぇ。

よーやくこれでレウス編終了ですが、どうもレウスというのは突き詰めるほど単調さが増しますな。攻撃チャンスの少ない飛竜というよりも攻撃チャンスがワンパタンになる飛竜、という感じです。その点ディアなんかはどんだけやってもなかなか定式化が難しい飛竜なので、やはりあちらのが一枚上手という感じですか?
ていうか赤レウスの動きのままホーミング強化して強くすれば良かったんじゃないかと思いますが、蒼と銀のことですが。
いずれにせよ動きがまったく同じままモンスターを強くしてゆくというのも限界がありますな。あ、だから上位グラビのグラビームがああなったのか(MHdosです)。上に行くと動きのソースが1つ2つ増えてゆく、というのはもっとやって良いような気がします。ランダム性やノーモーションで強化するよりは、よほど良いです。ティガとかMHP2ndの新モンスターはどうなってますでしょうか、ねえ。