Tips:リサーチ
リサーチ

ソロで討伐をおこなう際に、事前の調査の有る無しでは討伐効率に雲泥の差が出ます。あたって砕けろー!ハー!というのも楽しいですが(いや砕けちゃダメですが)、リサーチしながら戦術を組み立てていく作業も楽しいものです。ことに3死はないけど時間が足らないというパターンでは、立ち回りはできているのにその他の要素で(飛竜のエリアチェンジで時間ロスとか)失敗になっている可能性が高いので、一考をオススメします。
具体的には自動マーキング装備でフィールドへ出て、非遭遇状態の飛竜の行動パタンを把握して、データが得られたらリタ、というのが基本です。

ここではそんなリサーチ作業の実際をいくつかの例を挙げてまとめます。本編レイア記事でふれたものの拡大判なので、そのレイア記事の一部に他をプラスする形で。

☆7 激闘!雌火竜リオレイア

とりあえず、こういった作業にはやはり忍装備で行きましょう、にんにん。自動マーキングが必須ですが、ここで戦闘するわけではないので、下位の防具でもOK。
まずリサーチの目的ですが、今回は事前にレイアの飛来するポイントで待ち構え、未発覚時落とし穴の長時間拘束で戦闘を開始するための条件確定です。

時間を記録しておくのが大事
こちらは9番スタートなので、メラルーを蹴散らしたあとここで様子を見ましょう。
レイアは初期配置5番。1分弱でがさごそ動き出して飛び立ちます(クエスト詳細メニューで時間を見る)。そして6番へ。6番でしばらくウロウロした後、滞在1分強で飛び立ちました。9番へ来る模様。
たとえばここで落とし穴を持っていれば目的の戦闘開始ができるわけですな。基本的に今回のリサーチはこの待ち構えポイントを確定できれば良いので作業終了。
なんかカエちん物陰から様子をうかがってますが、別に意味ないです。いや、忍者だし。

でも、こうやってこっちを発見してない時の飛竜の観察ってのも、なかなかオツですな。きょろきょろしたり大あくびしたり。レイアも羽をばさばさやってたりするとこはカワイイのですが。

寝てる間にクエ終了
ここでカエちんのリタをご披露。予定の作業を終えたらモドリ玉でどろん。キャンプに戻るので、ベッドで寝ます。で、瞬時にリタ選択。これで「はうっ」と崩れ落ちることなく寝てる間にリタできます。どーもあれがいやなのよねーとお思いの方は、ぜひ。
さて、以上の作業を繰り返して、レイアの初期移動のパターンを収集します。

5番(1分弱)→6番(1分強)→9番
5番(1分弱)→4番(2分弱)→3番
5番(1分弱)→9番

の3パタンがあることが分かりました。カッコ内は滞在時間です。

これで、最初の落とし穴を仕掛ける目算が立ちました。すなわち、クエ開始から9番直行でメラルー掃除。1分でレイアが移動する先を見て9番待ち構えor3番へ移動で待ち構え。戦闘の際自動マーキングなしなら1分の時点で千里眼の薬を飲み、移動先を把握して以下同じ、となります。もちろん4番や5番でクエがスタートしたら直接戦闘開始で良いのですが。
こんな感じでやるのがリサーチ作業ですな。分かってみれば単純ですが、この単体レイアも上のパタンを知らないと延々と捕捉できなかったりするものです。

そうそう、Gクラスの森丘夫婦のレイアは上と同様5番初期配置ですが、鉄板で9番移動なので、ご注意。

高台側はガノに発見されない
☆8 密林の水竜・ランゴのいない3番での戦闘

ことにガンナーがこのクエをやる場合、7番戦闘時におけるランゴをどーするかという問題にぶち当たるわけですが、ガノの行動を辛抱強く観察すると、3番戦闘が可能である条件が浮かび上がります。
自動マーキングでフィールドへ行ってみると、7番ガノはハンターと完全非接触状態では、上陸→河へ飛込み→上陸…を間断なく繰り返す世にも奇妙なループ状態なのが見て取れます。この状態だと、ずっとこのままですな。

そこで、一旦7番へ進入(ガノに発見されないうちに)離脱、とやるとこのループが崩れ、河の中を泳ぎだします。この状態になってからほぼ7分でガノは3番へ移動します。ちなみに7番で発見されてしまうと(目玉マークが点くと)、赤アイコン解消後、また上陸飛び込みのループに戻ってしまうので、注意。

7番離脱から7分後に3番へ来る
こちらは7番離脱後、3番でブル掃除をした後待機していれば、ここで戦闘開始となります。
実際の作業模様というよりもそのまとめといった書き方となりましたが、この条件見つけるのには大変な試行錯誤が必要だったので、ライブ風に簡単にはまとまらないのです。もとはといえば、☆4ランゴクエにいるガノが、偶然に上の条件を満たしていた際に3番へきていたのを見て調査し始めたのですけど(それまでガノは7番固定だと思っていた)。
しかも、以上の調査を終えてネットを見てみるとすでに確立された手法だったことが判明…orz。
釣りしていると発覚状態にならない
あ、そうそう。3番にガノがきた際に写真の位置で釣りカエルとか狙うと、未発覚状態のまま7番へ戻ってしまったりするので、ご注意。釣れたことないですが、釣れるケースがあるのかどうかは、不明。

あと、参考までに2点ほど。
以上の方法は、訓練所ガノ−ヘビィでも通用します。訓練所の7番では、ランゴに加えてカンタまでたかってくるので、この方法でないとうんざりするかも。
逆に、双魚竜ではガノの移動は起こらないので、ご注意。双魚竜ではガンナーはひたすら7番でランゴに悩まされるのです。

☆8 灼熱の双璧・合流しない黒グラ

某公式ガイドにも合流する前に1頭撃破に全力を、と書かれてますが、今までこのクエで黒グラ合流したことないですよ?ということで、真面目に調べてみました。
10回の試行において、4番の黒グラをスタートで捕捉し、そこで戦闘状態を続けた場合(20分まで)、もう1頭の黒グラが6番から4番へ乱入したケースは0。7番スタートの黒グラは、ずっと6番でウロウロしています。実際この時間を超えて1頭目が倒せなければクエ成功自体がないので、実質合流はない、と結論して良いかと。もちろんスタート時4番捕捉が条件ですが。
ちなみに4番捕捉失敗を想定して、ぐるっと回ってくる1頭を5番で捕捉し、戦闘状態を20分続けた際も、もう1頭はずっと6番をウロウロしてました。

で、実際戦闘してみたら、どうよ?ということでヴォルキャノン改とか担いでいってみましたよ?

スタートから4番捕捉(8番スタート以外はすべて捕捉可能、ただし閃光玉か角笛が必須)。あんまり速攻で倒すと合流の有る無しが分からないので落とし穴→タル爆とかなしで。12分の戦闘中、もう1頭はずっと6番のまま。やはり合流はなし。

そのままちょっと待ってみても、ひたすら6番をウロウロしているので、そのまま6番戦闘で討伐。このパターン固定で良いんじゃないかしら。
PT戦などでも、7番スタートの黒グラに遭遇しないように4番に集まり、ここで戦闘、とすれば合流はないかと。うかつに6番へ行っちゃったりしたあとどうなるかは分かりませんが。

さて、そんなこんなのリサーチ編でした。
「そんなことはネットに書いてある」とか言わないで、自分で調べてみるのも楽しいものです。
MHdosでもダブルヘッダ系にいろいろ法則が発見されているようですが、詳しくは見ないようにして(それ系の記事っぽかったら瞬時に目の焦点をぼかして…いや、マジですよ?)MHP2ndの同種のクエでは、あれこれ困ってみようと思っています。
もっとも、法則が「ある」と分かってるだけで、9割方作業終了なのですが。それがあるかないか分からない状態から検証されているハンター樣方にはホントに頭が下がります。
このあたり、後発の宿命のポータブルの利というべきか、不利というべきか微妙なとこですが。